福島県三春町のお話 ~ たんぽぽメルマガより
福島県三春町のお話ですが、三春の各家庭では、お母さんは「逃げる、食べない」という。 おじいさんは「逃げない、食べる」という。 お父さんはお母さんの味方をする。 おばあさんはどうしようかおろおろする。 給食を食べさせないために、弁当を持たせると、子供はクラスで村八分になる。そのストレスで子どもが病気になる、とお母さんは責められる。 こうして家庭の亀裂が深まり、離婚が増えているそうです。
おかあさんはどうしたらよいのでしょうか。
この悩みからお母さんを救おうと立ちあがり、全国のおかあさんのネットワークを作ろうとしているのが、佐藤幸子さん(子供たちを放射能から守る福島ネットワーク世話人)や竹野内真理さん(低線量被曝者の会共同代表)です。
陽明門(現小学校の門)
福聚寺 作家の和尚さんは忙しそう
以上はたんぽぽ舎のメルマガNo.1255号からの抜粋ですが、目に見えない敵と見える敵の狭間で母としてのジレンマが目に見えるようです。 企業・行政のエリートたちはまだまだ原発推進に意欲を燃やしているようです。 ブータン国王ではないけれど、シアワセって何なのか、国民のひとりひとりが考えなければ・・・・と切に思います。
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