東日本大震災から半年が経過、寒さから暑さへ、現地はまだまだ復興には程遠い状態。行政も何もできないのに、一般庶民は何をしたらよいだろう? さしあたり、日赤に寄付をしてボランテイアをした気分、現地を見学しようにも物見遊山の「お邪魔虫」では申し訳ない、ひたすらテレビや新聞メデイアを通して同情涙を流しながらも、いつしか記憶が薄れ、日常に没頭する日々が復活、非被害者にとっては対岸の火事現象になっているのでは・・・・
8月30日19:00~21:00、川越(埼玉)の「あとひき煎餅・塩野ギャラリー」に於いて鬼丸昌也氏の話を聴く会が開かれた。1979年生まれの鬼丸氏は、大学在学中に「すべての命が安心して生活できる社会の実現」をめざすNPO法人テラ・ルネッサンスを創設。 カンボジア地雷撤去支援、ウガンダ・コンゴでの元子ども兵の社会復帰支援事業などに取り組んできた。
今回の東日本大震災にあたり、海外支援と被災地支援をつなぐ「ともつな基金」http://www.terra-r.jp/site/tomotsuna/を立ち上げた。立ち上げるにあったて、神戸震災ボランテイア活動者のサポートが役に立った。
小さなギャラリーは超満員、時に後輩に説明を振りながら、青年は熱く語った。
被災地ではニーズも刻々と変化する中でさまざまな仕組みの「ミスマッチ」が生じている。必要なときに、必要な方へ、必要なものを届けるために、必要な場所に、必要な仕組みをつくるために、臨機応変なオーダーメイドの支援活動が必要。 小さなNPOだからこそできる、臨機応変かつ息の長い支援を行いたい。
大切なことは 1)忘れない 2)祈る 3)行動する
公務員給料が月7000円のアフリカの村からお世話になったと5万円の寄付、小さな子供さんからおやつ代100円の寄付、それって凄いことなんです。
物見遊山であっても行って現地を見てください! そして伝えてください!
暗い川越の夜の街、「あとひき煎餅」の前だけはひときわ賑わって
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