安全な野菜が食べたい ~
牛肉は食べなくても、野菜だけはたっぷり食べたいと思うのだが、最近、野菜や果物を買うときの決断に時間がかかる。 デパ地下などで「フクシマを助けよう!」とフクシマ産の野菜を売るイベントをやっているのを見ると、フクシマ出身者としてはあり難くそして哀しく感じてしまう。「風評」のみならず、フクシマの放射線量は相変わらず高く、直ちに影響はないとしても、皆で食べれば怖くないというわけにはいかないと思うからだ。
丁寧に陳列されたイスタンブルの八百屋
6月、福島を訪れた折に、恩師から戴いた「さくらんぼ」は本当に美味しかった。本来、フクシマの果物はとっても美味しい。スーパーで「フクシマの桃」が並んでいるといつもはつい手が伸びてしまうのだが、今年は手を伸ばしては引っ込めることが多い。せめて、検査済マークでも、と思うのだが、現実には不可能な状態らしい。ならばどうする? 東電に買い取ってもらうのが筋だろう。 責任を取って辞めたあの社長の退職金は5億円!と聴く。 汚染土壌を何とかせんと・・・・さしあたり、「大丈夫」を連呼していた原発推進政治家と学者の先生方に着払いでお届けしてはどうだろう?
形は不ぞろいでも安全なら・・・
目に見えない汚染は低農薬で有機栽培をしていた善良農家ほど被害を蒙っているという。もうこんな無責任な人工被害はウンザリだ。
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街にはやさしそうなおじさんが時計の修理屋や靴の修理屋など小さな店を営んでいます。そういう光景を見るとホットしますが、最近はショッピングモールなどがどんどんできています。
投稿: elma | 2011年8月15日 (月) 23時50分
カラフルな八百屋さん、元気をもらえそうな光景です。
東京郊外では、個人専門店が減ってしまって、こんなパワフルな八百屋さんには
出会えそうもありませんね。
投稿: こはる | 2011年8月15日 (月) 15時33分