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2011年8月

2011年8月26日 (金)

ボズジャ島のワイン ~ (Bozucaada-トルコ)

 人口の99%がイスラム教徒のためアルコール飲料は推奨されないとはいえ、トルコの葡萄栽培面積は世界4位。生産された葡萄の殆どは生食・干葡萄用でワイン用はわずか3%。 ダーダネルス海峡入り口のボズジャ島(テネドス島=ギリシャ名)もその一つである。

R0011002                    船が近づくと城が迎えてくれる

R0011023          昔、ワイナリーやワイセラーだったところをペンションにしているところも多い

 訪ねたのは気軽に見学させてくれる「TALAY」というワイナリー。ワインセラーもあり、試飲も可能、 アチコチ飲み歩いてお城で昼寝というパターンも。この島を訪ねたら、手ぶらで帰ってはならない、必ずワインボトルを提げなくては・・・・・。

R0011031_3                      タイルのロゴが素朴

R0011017                   今は使用されていない葡萄圧縮機

R0011016                     現在稼働中の圧縮機

R0011012                       ワインのミイラ?

イスラム以前からワイン醸造は盛んで、この島はギリシャ神話の舞台でもあり、静かな冬にはホメロスの「イリヤスとオデッセイ」を多言語で読む会が開催されるという。岩波少年文庫の日本語を読まされたという日本人の話を聴いた。

R0011026                  路上には真っ赤なフォルクスワーゲンも

2011年8月23日 (火)

「いのちのイメージトレーニング」 田中美津 ~ 新潮文庫

とかくこの世はままならぬ。アッチが痛いコッチが痛い、病院に行ってもラチが空かない。薬も効いてるんだか効いていないんだかわからない、グチを言っても始まらず、誰もわかってくれないこの気持ち、引きこもって悶々して・・・・なんて状態になったことあるかしら? そんな人がこの本を読んだら前向きになるかもしれない。ただし、自分にスゴ~ク自信のあるヒト(石原慎太郎・曽野綾子的)が読んだら「フン」と一笑するだけかも。

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著者は若き日にリブ運動で頑張り、疲れ果ててメキシコへ、一児を抱えて帰国、シングルマザーの鍼灸師になり、イメージトレーニングのインストラクターとしても活躍。 コミカルな語り口で書かれ、読んでいるうちにその気になってくる。上野千鶴子とオトモダチとなればその生き方がなんとなくわかるような・・・・

 ノーテンキは天賦の才、過剰に自分を責めない。マジメないいヒト、ガンバリ屋、完璧主義者って、いわば向上心に手足が付いてる人達だ。 自分が定めたハードルが飛び越せないでコケちゃうと、そいう自分が許せない。「コケてもアゼ道、落ちてもタンボよ、なーんにも悪いことなんて起きてないからダイジョーブだよ」と自分をスグなぐさめられるヒトになる。清く正しく美しくはヤバイ。 

病気は体質+不摂生+不安抑うつの現れたもの。 一番厄介な病気になったら、心身一丸となってイメトレし、医者の指示のもとで、薬が必要なら最低量を服用し、自分にあった自然療法を採用する。 先ずは未病の時からイメトレで大病しないこと。

 

2011年8月17日 (水)

ワインボトルのランプ ~ ボズチャ島(Bozcaada)

このゆらゆら揺れている瓶は何だろう? ここはエーゲ海に浮かぶトルコ領(人口2300人)の小さな島、「ボズチェアダ」の屋外カフェ。 ギリシャ人も住んでいたので現在でもワインが造られている。夏の避暑地として人気の場所、シャンソンが流れ、テーブルにはバラの花、どことなくヨーロッパムード・・・・・コーヒーもパリ並みに高かった。

R0011063                    ワインの瓶の中に電球が見える          

              R0011062_2                   島風に大きくなびいていた

                     R0011058                     バケツにドボン、贅沢なバラ

2011年8月11日 (木)

安全な野菜が食べたい ~

牛肉は食べなくても、野菜だけはたっぷり食べたいと思うのだが、最近、野菜や果物を買うときの決断に時間がかかる。 デパ地下などで「フクシマを助けよう!」とフクシマ産の野菜を売るイベントをやっているのを見ると、フクシマ出身者としてはあり難くそして哀しく感じてしまう。「風評」のみならず、フクシマの放射線量は相変わらず高く、直ちに影響はないとしても、皆で食べれば怖くないというわけにはいかないと思うからだ。

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                 丁寧に陳列されたイスタンブルの八百屋

6月、福島を訪れた折に、恩師から戴いた「さくらんぼ」は本当に美味しかった。本来、フクシマの果物はとっても美味しい。スーパーで「フクシマの桃」が並んでいるといつもはつい手が伸びてしまうのだが、今年は手を伸ばしては引っ込めることが多い。せめて、検査済マークでも、と思うのだが、現実には不可能な状態らしい。ならばどうする? 東電に買い取ってもらうのが筋だろう。 責任を取って辞めたあの社長の退職金は5億円!と聴く。 汚染土壌を何とかせんと・・・・さしあたり、「大丈夫」を連呼していた原発推進政治家と学者の先生方に着払いでお届けしてはどうだろう?

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                   形は不ぞろいでも安全なら・・・

目に見えない汚染は低農薬で有機栽培をしていた善良農家ほど被害を蒙っているという。もうこんな無責任な人工被害はウンザリだ。

2011年8月 4日 (木)

チーズの燻製

 近くに住む商業デザイナーで専業主夫(奥様は女優)のはじめ氏の自家製チーズ燻製は、市販のハードチーズをチップで燻すだけというのだが、トルコの留学生もすっかり虜になって帰国してからも「アノ味が忘れられない」というほど。 前もって予約しておくとステキに包装してチャリンコで届けてくれる。一度に3本が限度とか、他にもピクルスやジャムなどがお得意、あの有名なソムリエは従兄と聞けば、DNAのなせる業か?

出張シェフも可能なので涼しくなったらガーデンパーテイでも・・・・

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                  フライパンにチップを敷いて

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               チーズを載せ、無水鍋を被せると・・・・

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