フォト
無料ブログはココログ

« 2011年5月 | トップページ | 2011年7月 »

2011年6月

2011年6月26日 (日)

ガンバルってどんなこと?

ガンバレ日本!ガンバレ東北!ガンバレフクシマ!という声は世界の果てからも舞い込んで早3ヶ月、被災者はもうクタクタになるほど頑張っていると思うのですが・・・ 

最近、たんぽぽ舎http://www.tanpoposya.net/のメルマガNo.1116に、こんな投稿がありました。 高度成長期、イヤそれ以前から、私達は勤勉に必死で頑張ってきたという実感があるのは確かですね。          

             ここらへんで、こんな声に耳を傾けてみては?

Pamph3

 もう十分頑張ってるよ!って話もあったけれど、「ガンバレ日本」っていやじゃない? 「ガンバレ日本人」と国民が政府に命令されている。 馬車に譬えれば、馬が御者に鞭打たれるようなもの。 馬はそのように調教されているのであって、このまま突っ走ったら転覆するかもなんて考えもしないで、御者を信じて鞭打たれれば更に足を速める。この国の政府は信ずるには足りないし、命令されたくないよねぇ。

ところで、日本人はガンバって幸福になったのか? 豊かになったのか? 豊かなら選択肢があるのでは? こんなことを言うと多く反感を買うかも知れないけれど、電車の中で見ていると、何とかフォンを覗かずには居られないようだし、ピコピコやらずには居られないようだし、豊かで選択をしているようには見えなくて、ただ<強迫的>に消費しているように見えちゃう。

原子力発電だってそう。 選択肢から原発を選んだ覚えは私にはないのですが、あなたにはありますか? 選択もせず、ただガンバってきて、今のこの様ではないですか? ガンバってガンバって、どうして選択肢が生まれないの? 誰かが富をかすめ取っているの? だったら、ガンバんない日本でいいんじゃないの?
浪費はやめるけど、自粛も考えなくていい? そんな話じゃなくて主体性の問題。
私たちは馬じゃなくて御者なんだよ。

 頑張るんだったら、私は東電本店前に結集して叫ぶ、
 廃炉、ガンバレ東京電力!
 エネルギー政策転換、ガンバレ日本政府!
私たちが主権者だ!

2011年6月24日 (金)

ペラ・パレス・ホテルでお茶を  (Istanbul)

このホテルは1892年シルケジ駅を降りた乗客たちが宿泊するために建てられ、アガサ・クリステイやグレタ・ガルボ、各国王室関係等、著名な人々が利用した由緒あるホテル。  格式がありながら、トルコ人特有の優しい対応が心地よい、やはり老舗の貫禄であろうか・・・

R0011351_2

                       玄関マット

R0011340

         調度品もオリジナル、1年以上をかけて補修修復されたばかり

R0011338

         長逗留の賓客たちはここで読書をしてくつろいだという・・・

R0011332

      前日に予約をしたら、キチンと席がセットされて、まったりと時が流れた

R0011339

          フランス人設計によるヨーロッパ・オリエンタリズム様式

R0011333

       ホテルのシンボル: 現在も極まれにだけ動いている120歳のエレベーター

R0011335 R0011344

 トイレもアールデコ調 

   

                     

 突然「荒城の月」のメロデイーが・・・・・思わず顔が緩んでしまった 

2011年6月20日 (月)

オリエント急行終着駅 ~ シルケジ (SIRKECI GARI)

ヨーロッパオリエンタリズムの代表建築(1890年完成)、ヨーロッパからイスタンブルに到着した乗客はこのシルケジ駅で降りた。 オリエントエクスプレスはコスト高や高速舗道網の発展により2009年12月廃止され, 近郊の乗客を運ぶだけの博物館的な駅になっている。

Img_1650

               正門は使用されず、閑散としている

Img_1645

   アガサ・クリステイーも利用したであろう待合室を野良猫が堂々と歩いていた

Img_1646

              あちらこちらに古き良き時代の面影が漂う

Img_1644_2

Img_1643 Img_1642

    プラットホーム

どんな出会いと別れが繰り返されたのだろうか・・・・駅のカフェでお茶を飲みながら、しばし過去への空想に浸ってみるのも悪くない。

 

2011年6月16日 (木)

日本のオトモダチへ  ~ 絵葉書を送ろう

 久しぶりの日本は梅雨。災害状況は相変わらずだが、メデイアはもはや隠しきれないことを悟ったような雰囲気である。 トルコの街角では「日本はガンバッテイルネ」と声を掛けられることが多かったが、ホテルで会ったスウエーデン人は「あなたには悪いけれど、日本の対応はオカシイ」と指摘され、その通りと一緒になって批判した。スエーデンはチェノヴィリ事故の被害国でもある。プライドの高いトルコ人なら決してこんなこと言わないだろうと思いつつ・・・。

     ☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*

さて、チャナカレ大学のキャンパスでは日本語科の学生達が可愛い絵葉書を手にしていた。 一人20枚、子供達の書いたトルコ語メッセージを日本語に翻訳するのだという。

R0011118

トルコの小学生がトルコ地震のときにお世話になった日本の子供達のために 励ましの絵葉書を送るという国のプロジェクト。 トルコ国旗と日の丸を書いた絵を絵葉書にして日本のおともだちへとメッセージが丁寧に書かれていた。 そのうち文科省経由で災害地の小学校へ届くことでしょう。 こんな絵葉書をもらったら大人でもウレシイと思う

R0011114

R0011116

« 2011年5月 | トップページ | 2011年7月 »

2023年5月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31