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2011年4月 4日 (月)

[雲]がトルコに到着

以下のニュースはトルコのハベル・アジャンスというサイトの翻訳です。(translated by T.Yenerel)

http://www.haberajans.com/radyasyon-bulutlari-turkiye-de-haberi-453524.html

  30 Mar 2011 水 03:50

日本の福島第一原子力発電所から漏れた放射能は、エーゲ海を通りトルコへ到

放射能を含む雲は、4/3頃までトルコに継続して流れてくる模様。低濃度の放射能を包括する雲は太平洋、アメリカ、ヨーロッパ各地に2万km以上の幅で広がっている。
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Prof. Dr.ミクダット・カドゥオールMikdat Kadıoğluは、"放射能を含む雲は1万m上空にあり、5千m以上の高さの雲は雨を降らせないため、放射能を含む雨が降る可能性はない。本当に危険なのは日本から出荷された食品だ"と述べた。気象学専門家ブンヤミン・スルメリBünyamin Sürmeliは、"気象学的にどの地域が汚染の影響を受けるのか詳細な研究が必要である。トルコに来る雲が放射能を含む雨を降らせる可能性が殆どないからと言って楽観視するべきではない" と述べた。

それでは、機乗客は?'Euro Control'からはまだ日本からの旅客に対する制限は来ていないと言う航空専門家ウール・ジェベジUğur Cebeciは、"放射能は風で飛ばされるため、深刻な影響があるとは考えにくい。念のため、着陸した全ての航空機は放射能検査を受けている"と述べた。昨日、アタトゥルク空港Atatürk Havalimanıにて、放射能に関する知識を高めるための会議が行われた。日本から来る全ての機材の内部、外部、貨物全てに放射能検査が行われていること、今まで高放射能は検出されていないことが報告された

TAEK(The Turkish Atomic Energy Authority)が放射能検査をしている

TAEKは、'www.taek.gov.tr'というサイトで、福島の最新状況と、トルコにおける99箇所のステーションにおける放射能濃度が検索できるようにしている。
トルコでの濃度は2時間おきに更新されている。本日現在、トルコで高放射能は検出されていない。

原発危機は数ヶ月かかる


福島付近の土壌で発癌性物質である高濃度の'プルトニウム'が発見されたことにより危惧は更に高まった。
責任者らは、「プルトニウムの流出は3号機における温度の上昇が続いていること、及び制御システムが稼動していないことの象徴である。冷却は数ヶ月を要するだろう」と述べている。
冷却のために使われた海水の排水を溜めている巨大な'放射能プール'をどうするのかも深刻な懸念である。

放射能はビジネスにも影響した

福島で農業を経営している夫婦が放射能汚染で野菜を売れなくなったことを苦にし絞首自殺したという情報も流れる中、中国、フィリピン、韓国、ベトナムなどの近隣諸国でも、人体に影響を与えるほど高濃度ではないまでも空気中に正常値を超える放射能が検出された。アジア諸国は日本からの農産物と海産物の輸入をストップした。
これらの国々では海水中に流れ続けている放射能汚染が自国海域に達することを危惧している

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コメント

ただちに健康被害はないなど、安心だの・・・「みんなで食べれば恐くない」??
原発は悪化するばかりだし、言論統制のにおいはするし、この国の行く末は、いったいどうなってしまうのでしょう。

選挙の結果も旧官僚族の原発推進派たちの圧勝!ますます税金をくすねられそうで心配、もう野となれ山となれってヤケクソになりそう・・・・

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