原子力の町ってどんなまち?
この10日間でFUKUSHIMAは世界にその名をとどろかせる事になった。 もはやゴーストタウンになっているだろう双葉町のホームページを開いてみた。
福島第一原子力発電所が立地する双葉町は、光る海と緑の山々に恵まれ、多数の遺跡や史跡がある「観光と歴史の町」でもあります。 遠浅の海と美しい砂丘が広がる双葉海水浴場には、町営の海浜公園が隣接し、毎夏、首都圏からの大勢の海水浴客で賑わいます・・・・・・
「ふくいち感謝デー」というイベントも開かれ、「国内初の軽水炉型原発プルサーマル発電開始」は正に、おらが町の自慢でもあり、原子力発電センターは町の観光ルートにもなっていたようです。
原子力発電センター
40年前、悪魔がこの風光明媚な町に囁いた。 原発を立地すれば良いことが沢山あるよと・・・この目に見えない危険をどこまで納得していたのだろうか・・・・7基と8基も着工予定であったようだ。 当初は30年間ということだったらしい。
殆どの住民は埼玉アリーナに移動し、避難民生活を強いられている。忍耐強い福島県人とはいえ、我慢にも限界があるだろう。 原発経営者の東電社長は事故に対してまだ謝罪すらしていない。すべては未曾有の想定外の出来事のせいにしたがっているが、地震は想定内だったはずである。危機管理を怠った罪は大きい。
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