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2023年11月25日 (土)

『老朽化原発の再稼働を赦さない』 ~ 首都圏大集会

久しぶりの原発集会に参加。 その殆どが白髪頭の高齢者たち。目下イスラエル、ウクライナ情報が飛び交う。すっかり原発は忘れられた状態。都民にとってはフクシマより深刻な状態をもたらすだろう東海原発なのにその無関心さはどうなんだろう? 都知事のコメントすら聞こえてこない。 

フクシマが事故った時に「アッチのほうで良かった!コッチで起こったら大変なことになった!」と政府のエライ人が言った。

 

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仮に、こっちのほうで起こったら? 半径30㎞圏内に94万人が住む。東京駅から116km、首都圏は150km圏内にすっぽり入る。

 

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老朽化原発の危険について

原発の寿命は、部品として交換できない原子炉圧力容器の劣化で制限された。それが何年か分からないまま原発開発にのめり込んだが、周辺機器は40年を原則に設計、施工された。 

原子炉圧力容器の劣化は炉内に試験片を設置することで監視すると言われてきたが、東海第二の場合、その試験片を使い果たし、すでに劣化を評価する手段を失っている。 

劣化の程度を評価できないまま運転し、事故が起きれば、原子力マフィアはまた「想定外」だったと言うだろう。

仮に原子炉圧力容器が壊れなくても、原発には40年の寿命をもとに施工された無数と言える部品があり、それらが原因での事故も起きる。(小出裕章)

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壇上に立つ、各団体と小出裕章氏

集会後、神田神保町をデモ行進。土曜日の神田は人影まばら、白髪頭の元若者たちが声張り上げて歩いた。 今年の猛暑ですら、電気は稼働していたのである。

日本の未来を考えると虚しさだけが漂うが、世は過ぎ世は来る? ケセラセラ?

 

 

 

 

2023年11月17日 (金)

『紅葉』 ~ 五色沼

紅葉がこんなに美しいと思ったことはなかった。

裏磐梯の五色沼は殆ど県人が知っているのに、自分は福島生まれの福島知らずであることをしみじみ・・・・。

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誘われて、期待もせずに、出かけたのだが、あまりの美しさにOh!

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夕方だったので、ボートに乗る人は見かけなかった

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ヨーロッパではめったに見かけない「赤」い枯葉。 イヴ・モンタンもここで「枯葉」は唄いにくそうである。

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黄葉も混じるとこんな感じ。

2023年11月12日 (日)

『汽車に乗って』 ~ タイムスリップ

 C57 180 は昭和21年8月生まれの機関車、別名「貴婦人」。本年喜寿を迎えたという。

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新潟県の新津から磐越西線会津若松まで「SLばんえつ物語」として週末のみ煙を吐いて汽笛を鳴らして昔同様の姿で運行。 石炭の煤が窓の隙間から侵入、懐かしい匂い・・・・遠い過去が蘇る。

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昔はマスクなんてしていなかったなア。

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SL専任の若い乗務員はサービスに大忙し。

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沿線の案山子も大歓迎。

 

ノスタルジア

懐かしさは一瞬ホッとするけれど、あの時代は今より良かったように思えるだけで、その実、大変な貧しい時代だったという現実もある。 

 

 

 

2023年10月24日 (火)

『甘いワインの処理法』 ~ 紅玉のコンポート

北海道のジャガイモとチーズをゲットしたので、ワインを買うことに。久しぶりに甘口を買った。それがかなりの甘口で持て余す。

捨てるのももったいない → 紅玉を煮ることに → 2キロがあっという間凹んできた → シナモンを入れて砂糖はほんの少々。

できたできた! アップルパイでもヨーグルトまぜまぜでも・・・しばらく冷蔵保管。 半分は冷凍でも良いかな?

 

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今時の紅玉は生産するのも大変らしい。 店頭でも見かけにくい。

 

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夏が過ぎてホットしたのか夏の花が咲き始めた。捨てようと思ったけど、捨てないで良かった!

 

 

 

2023年10月15日 (日)

『孫』 ~ 生き甲斐か趣味か?

クラシック音楽が趣味であることを公言していた小泉旧総理は現役中は無知であった原発を勉強し、しばらく「脱原爆の講演」であちこち行脚していたらしい。今ではそれも飽きたのか?目下の趣味は「孫」であるとのこと。孫の可愛さに目覚めてしまったと、ぬけぬけと公言する老政治家のセンスを疑う。

確かに人間の子供でも動物の子供でも可愛いと思う。しかし孫愛というのは自分のDNAを受け継いで存在しているのが何より心地よいものなのかもしれない。 孫をかなり可愛がっていたわが兄は「他人にとって孫話ほど退屈な話はない」と言い切っていた。

孫もあっという間に大人になる。ジジババへの忠誠心など続かない。どんな大人になるのかが問題。

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(老姉の孫句)

孫には深入りせず、ほんわかと愛を注ぐのがはた目にも微笑ましい。

ペット自慢や子供自慢先祖自慢・・・と自慢話が得意な人もいるが、自慢話は退屈!

 

 

 

 

2023年10月 7日 (土)

『ローズのジレンマ』 ~ ニール・サイモンの戯曲

突然、「民芸チケット」が舞い降りてきた。実に民芸の芝居は何十年ぶりだろうか? 最近はナマモノに久しくご無沙汰なのでうれしい。天才のニール・サイモンの戯曲は民芸初上演とか、彼の作品となれば面白くないはずはない。

主演は樫山文枝。鼻ぺちゃのおはなはんがどんなものか?と心配したら。さすが大御所(82歳)難なくスムースに違和感なく引き込まれた。

ローズの恋人(幽霊)を演じるのは篠田三郎(彼が民芸だとは知らなかった)。

会場は満席!

相変わらず熱い会員に支えられているのだろう

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ニール・サイモンの作品は人間の心の機微を描いた愛情あふれる暖かな余韻が残る。人間の弱さそのものを見つめる暖かな眼差し・・・

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(1927-2018)

 

劇場(紀伊国屋サザーンシアター)の下が紀伊国屋書店の洋書部

ヘミングウェイの「日はまた昇る」を購入してしまった。円安なのかペーパーバックなのに、¥2000.-もする。 若き日に「武器よさらば」をしばらくかかってやっと読んだ記憶がある。簡単な言葉でも日本語にするのは難しい。果たして自分の存命中に読破できるだろうか? 読みかけの本の中に埋もれそうな気配あり。

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装丁はソフトながら金ぴかの新装。

2023年9月25日 (月)

『喜寿を迎えた貴婦人』 ~ SL C57

兄の法事で仙台へ、途中生地のフクシマで下車。 東北もクーラーなしじゃ暮らせない! 子供の頃は扇風機もなくて、団扇で扇いだ程度。

オカミが電気の使用を控えろ!と言わないのが不思議・・・実は電力は余っている?という話もある。

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かすかに秋の気配。

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久しぶりのローカル線。線路には雑草が生い茂り、草を抜く人手もなさそう。 ワンマン電車はその上を走る。線路とトンネルは昔のまんま。途中、後輩と思しき学生が乗り込んできたが、頭がよさそうには見えない。旧商店街は何処も同じシャッター通り。買い物はアメリカ資本のスーパーに車で行くらしい。

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そんな矢先、従弟から昔懐かしい「汽車」の写真が送信されてきた。会津若松発始発の一番列車の只見線。新潟まで乗り継いで、自称「飲み鉄」の一人旅を楽しんでいるらしい。子供時代は石炭を焚いて、煙を吐いた黒い汽車が面白い生き物のように思えた。只見線は昨年10月に全面開通。

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私も貴婦人と同じ齢ということでした。

 

2023年9月13日 (水)

『ヨイショの構図』 ~ 斎藤美奈子のコラム

パフォーマンスで生きているような現都知事は個人的には大が付くほど嫌いである。「世界一受けたい授業」というTV番組について、東京新聞の「本音のコラム」で斎藤美奈子氏の見解がうなずける。

                 🌸 🌸 🌸

東京都知事が初授業!と環境相時代までさかのぼって小池氏の業績を強調する一方、神宮外苑の樹木伐採問題にはふれない。9月1日の朝鮮人犠牲者追悼式典への追悼文送付拒否問題にもふれない。築地市場の跡地問題ほか未達成の公約にもふれない。

ゲストに不都合な話題はスルーするのがテレビ局と一瞬おもって考え直した。こうした暗黙の了解こそが問題なのだ。政治家と旧統一教会との癒着問題、ジャニー喜多川氏の性加害問題も根は一緒。「知ってたけどスルーしました」というマスメデイアの長年の忖度(黙認)がもたらした結果である。

故安倍首相は在任中、メデイアとの癒着がたびたび取沙汰された。大阪で維新の会が急成長したのは在阪テレビ局の過剰な忖度(協力?)が影響したといわれる。

ジャーナリズムの役割は権力の監視であるという原点に立てば、政治家のテレビ出演は慎重であるべきだ。バラエテー番組と報道は別なんて理屈は通らない。 2023.09.13

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2023年9月 3日 (日)

『得体のしれない液体』

このところ、住宅設備のあちらこちらの故障や劣化が甚だしい。業者にはもう寿命ですね~と言われ、見積書が提出される。修理しないわけにもいかず数日前も台所の蛇口交換。シンク下から現れたものはソースのごとき、旧果実酒のようなもの。瓶にはYWCA11月とメモ書きがある。

誰に貰ったのか・・・・まったく記憶にない。少なくとも15年ぐらいは経過していそうである。  

もう一本は記憶にある、「ウェルダーフラワー」メイドイン オーストリア・賞味期限2013年とある。 透明な液体だったのに、もはやソース色!

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冷蔵庫には紫蘇ジュースとか梅干しとか年季の入ったものの在庫もあり。夏が終わったら、もっと小さめの冷蔵庫に買い替えようと思っているのだが、入れ替えが億劫である。大きければ大きいほどモノを詰め込み、取り出せなくなってくる。 これも断捨離というべきか? 自分の寿命も考えねば。

 

 

 

2023年8月26日 (土)

『予定通り放出された汚染水』 ~ 嘆きの声は伝わらない

日本中が猛暑続きの中、予定通り溜まりにたまった放射能汚染水を安全という名のもとに、海水放出実施。この異常な暑さにはクーラーを使用せよ!という言葉の前に反対の署名運動も、デモ行進も空しさばかりが募る。

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この理不尽な事態をフクシマ県人は何故黙認するのか? といつも不満に思うのだけれど、現地漁民の声「誰が放出を認めたのか?いつの間にか決定事項になっていた。賛成なんかするはずがない!」

阿武隈高地が浜と中通りを隔てているから、気質も全く違う。県民一体化はもともと希薄だとのこと。

そうやって、諦めて、利用されて、また利用される。忍耐という言葉がキライ!

高校野球も東北が慶応ボーイズに敗退!不快な暑さは続くよどこまでも.....

 

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朝夕の水撒きがやっと。花壇の草花のほとんどが枯れ果てた。

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東電は政府任せに終始。 本店前には「約束守れ」の抗議デモも。

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東京新聞では一面トップのみならず、かなりの紙面に放出の事実を掲載。

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安全を保障するなら、なぜ東京湾に放出しないのか? それは安全じゃないから。

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